" 守 " 破 " 離 " のプロセス
『 守破離 』 とは能の教え。
世阿弥が考案した伝統の技を身につける上での心構えを表した言葉。
どの世界にも通用する深い教えと思ったので紹介。
STEP1 『 守 』
『 守 』 とは最初の段階で、指導者の教えを守っていくこと。
できるだけ多く指導者の話を聞き、行動と価値観を見習って、自分のものにしていきます。
学ぶ人は、全てを習得できたと感じるまでは、指導者の指導の通りの行動をします。
そして、指導者が 「 疑問に対して自分で考えろ 」
と言うことが多くなったら
ようやく次の段階に移っていくタイミングだそうです。
STEP2 『 破 』
『 破 』 は第二段階で、指導者の教えを守るだけではなく、あえて破る行為をしてみます。
自分独自に工夫を重ね、指導者の教えになかった方法を試すこと。
それが上手くいきそうであれば、自分なりの発展を試みていきます。
STEP3 『 離 』
『 離 』 は最後の段階。 指導者の元から離れ自分自身で学んだ内容を発展させ新たな定石を
確立させることだそうです。
技や心を身につける。治療の世界にもそういった側面があると思います。
そしてどの道にも必ず型というものがあります。
必ず繰り返し繰り返し、型の稽古はしなければなりません。
型は代々昔から受け継がれてきていますが、実は少しずつ工夫が加わって、次第に良いものだけが
残されてきています。 受け継いだものを守り、現代に合わなくなったものは改善し、そこに新しく
独自の工夫を加えそれを繰り返す。それが伝統というものではないか・・・
そして今までの型を超える、独自の世界を創り出していくこと。
『 守・破・離 』 ・・・ 今になっていい言葉だなって思いました。
学生時代狂言の授業で、姿勢を正される度にうるさいジジイだなーと思った人がおりました。
後で知ったらなんと人間国宝の野村万作先生だった。
そのころの私は伝統のデの字も知らないアホな無知。
今考えるとムチで引っぱたいてやりたいものです。
そんな経験が活かされたかどうかはさておき、伝統療法普及協会では療術という分野で
『 守・破・離 』 の実現に向け、基礎~指導者養成プログラムを用意し、施術者の自立と育成に
取り組んでおります。
基礎あってのオリジナル。みなさんも身につけてみませんか!
興味のあるかたは次回セミナーでお会いしましょう!

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